管理人 プロフィール

 

ハンドルネーム 矢口 菱(ヤグチ リョウ)
誕生日 1980/2/4
職業 薬剤師免許持ちの公務員(新人)。
大学院にまで行っておいて資格が生きない職を選んでしまった。公務員、理系の枠は少ないねぇ。
趣味 ・読書。主に中国歴史小説とマンガ。中国史自体も好きで、殷周時代〜宋時代初期が現在の興味範囲。日本史モノも好き。
・面白そうな本を求めていろんなところをうろつく。自分の足で探し出すことに情熱を燃やしている。
・イラスト書き。CGを使っていろいろやってみたいんですが(^_^;)
・小説の構想。
・中国語の勉強(やっと今年始めました〜)
好きなもの・こと マンガ (WJ系)封神演義/Mr. FULLSWING/サクラテツ対話篇/銀魂/DEATH NOTE/MIND ASSASSIN…(新旧入り混じりまくってます)

(その他・少年マンガ)魔探偵ロキ ラグナロク/TACTICS/PEACE MAKER 鐵…

(その他・少女マンガ)あなたとスキャンダル/こどものおもちゃ/玄奘西域記…

小説 封神演義もの全般/宮城谷昌光作品/井上祐美子作品/酒見賢一作品/津原泰水(やすみ)作品…
その他 THE ALFEE(生まれて初めて芸能人にハマった。ファン歴4年弱。浅い…が、深い)/中国(まだ行けてない)/本を探して歩くこと・買うこと(神田の古書店街にたま〜に出没)/夕暮れ後の空の色/天使/夜の空気/お菓子食べること(イチオシは‘じゃがりこ’)……
キライ(ニガテ?)なもの・こと 昆虫・爬虫類・両生類(虫はキモ過ぎて殺すことも出来ない。蚊も素手ではちょっと)/瓜類(きゅうりとか。西瓜も)/リーダーシップをとる/人の顔と名前を一致させる/化粧する…
よく読むもの 週刊少年ジャンプ・ファンロード・ぱふetc…(いつの間にか全て立ち読みに)
よく聴くもの ここ最近はめっきりALFEE一色。カラオケのレパートリーが偏って大変デス。
中国史の興味領域

神話時代(三皇五帝とか)/夏〜殷周革命(史実も合わせて。もちろん「封神」も!!)/春秋戦国(「陋巷に在り」など。まとまりなくぱらぱら読んでるかも)/三国時代(言わずと知れた「三国志演義」)/隋〜唐・安史の乱(「隋唐演義」・「西遊記」など)/宋初期(「三侠五義」が読んでみたい)

(趣味で)調べたいこと 中国の神話/道教について/殷〜周代のいろいろ/古代中国の暦法/唐代初期の科挙制度…(時間がないのとお金がないのとで、全く進みません。単なる希望。)

結論:専門にしてる科目(薬学)と、趣味(歴史好き・読書好き・マンガ好き)が全く正反対の人間、
それが矢口菱でございます。

 

もともとマンガ・小説問わず読書が好きで、高校を選ぶのにも「文芸部のあるところ」という条件を(密かに)設定していたほどです。
しかし何故、自分が得意とする方向(理系)と畑違いの歴史…しかも中国史にこうも深〜くどっぷりと嵌ってしまったのか。
その過程をちょっと書いてみたいと思います。

〈理系中国史マニア 成長記録〉

★小学校6年で初めて歴史を学び、その頃から何となく「好きな科目」ではありました。しかし「カタカナが苦手で欧米の固有名詞を覚えられない(これは当時から未だに。文字を入れ替えて覚えてた、なんてことはよくある)ため、必然的に日本史の方に興味が傾いていました。
しかし高校2年に上がる際、理系を選択したがために自動的に世界史選択になってしまい、「にーほーんーしー…」と未練をだらだらと残しながら世界史の授業・開始。

★ちょうどその頃、我が家の物置からかの有名な吉川英治さんの「三国志」全8巻が発掘(??)され、だが廃品回収の山に突っ込まれるのを目撃し「何も捨てんでも」と救出。部屋に引き取り読み始めました…これが全ての始まり…かと思わせといて、実はこの1・2ヶ月後へ向けての助走段階だったようです、今考えると。
これをきっかけに『中国史』という世界に気付き、すいっと手を伸ばしかけ、しかしそのまま「三国志」に転げ落ちるよりほんの少し前に、菱にとって更に大きな存在と出逢ってしまったのです(注:「三国志」を下に見ているわけではありません!! 個人的な、心の中での割合の話です)。

★1996年6月、週刊少年ジャンプにて「封神演義」連載開始。
第1話で、どころか新連載予告の時点で「えっ、中国の話!?(こんな反応を示したのは「三国志」の影響大) しかも何か絵がキレイだぞ!!」とハマリ、第2話掲載時点でこの作品が実は原作付きであることが分かり(遅い)、火が付いたように探し回ったのを覚えています。あの勢いは今考えても恐ろしい。
今だったら安能版であればかなり楽に手に入るけど、なにせまだ打ち切りの可能性すら秘めた連載1桁期。そんなマンガの原作がそれと銘打たれて大々的に売りに出ているわけもなく、結局安能版全3巻を集めるのに3ヶ月近くかかりました。

★マンガにも原作にもどっぷり漬かり、更なる封神演義の情報を求めていろいろ調べているうちに、光栄の存在を知りました。しかしゲーム会社としてではなく、歴史系雑誌を出版している会社として(珍しい?)。この雑誌の力は大きかったです。「Da Gama」「歴史ファンワールド」から封神演義の他に、どれほどの歴史の情報や作品を知っただろ?
ゲームも生まれて初めて買いましたよ。コーエー版封神演義。

★高3になり世界史の授業もなくなり(結局中世くらいまでしかやってない。何のための授業だったんだ)熱も引くかと思いきや、菱のこの情熱は授業とは全く無関係だったらしく、受験期になっても試験科目とは関係のない歴史関連の本をよく読んでました。それでもなかなか殷周近辺から領域を広げられずにいましたが、地元の図書館で見つけた「隋唐演義」をきっかけに隋唐時代にも興味が向き、ますます歴史熱が高まる。入試に使うのは地理なのに…。
封神の流れから道教・神仙関係にも興味を持ち、神話時代への逆行を示しだしたのもこの頃だったかな?

★大学(しかも薬学部)に入っても愛は止まらず、大学1年の時にコンピュータの授業で遂にHPを立ち上げてしまいました。「何でも好きなことをテーマにしていい」などと言われた(一般教養だというおおらかさ)ので、ならば当然! 封神演義中心の中国関連作品ファンページ。この「優風堂」の一応前身に当たります。
世界中に繋がっているという認識も薄く(本名載せてた・驚)、宣伝なんぞ全くせず、リンク集なんかあるわけもなく、かなり自己満足なHPで、その上授業が終わったら更新することも出来なくなってしまったので、自分自身その存在を忘れかけてたんです。
しかしフジリュー版封神の連載が終了した2000年秋、その寂しさを紛らわすために、当時ようやくわが家に導入されたインターネットを使って封神サイトを巡っていたとき、偶然引っ掛けたサイトが当のそのHPだった(しばらく作者が自分だと気付かなかった。
似た人がいるもんだなあ〜とか思ってて…)という珍事件がありました。
同時期に同じ授業でHPを作っていた人と比べたら、数倍のアクセスを稼いでいて(世間一般のアクセス数と比較したら圧倒的に少ないけど)、「こ、こんなサイトが…///」と嬉し恥ずかし気分と共に、封神の人気を再確認しました。
しかし、そのサイトは現在存在していません。ふと気付いたら同学年のサイト全てが消滅してました。大学提供のスペースだったからね…。

ここまでくればお分かりでしょう。矢口菱、まったくの歴史素人です。
その上、封神演義に関してはマンガ・原作両方プッシュという、ちょっと珍しい? タイプ。
本を読む時間も、サイトを更新する時間も年々削られていく始末。

それでも地道に学び、「優風堂」に反映させていきたいと思っています。
よろしくお願いします。

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