第3部 未来視たちの弁証法(表紙:申公豹)
第17回 空の兄弟 あああ、やっと名前が漢字で書けるー。ライちゃんこと雷震子の登場っ。 師叔の水脈ダウジング。 ライちゃんは原作だと、実はナタクより楊ゼンさんより、それよか師叔よりも登場が早かったりする。姫昌さまが朝歌に向かう時に拾われた子だからね。 |
第18回 太公望・アフロになる それにしても、どぉして「コウモリ」なんて設定になっちゃったんだろか、ライちゃんは。原作では「鷲」だったんだが…。しかも親分(と書いて「オヤビン」)だし。江戸っ子(?)だし。 李伸のヘタレぷりが、いかにも小心者の金持ちオヤジ。 今回の見所は、サブタイトルに完全に凝集されとるというか。 ところで。師叔はライちゃんのことを「人間界の者」「仙道でもない奴に宝貝は使わぬ」などと言ってますが…あの翼、飛翔能力、起風発雷を見てなお、まだ「ちょっと変わった普通の人間」だなんて思ってる、わけはないよね。何らかの仙人界の関与はいくらなんでも察知してるでしょう。ライちゃんの望む「対等な勝負」へ話を持っていくための布石とみた。 |
第19回 太公望ドーピングをする【WJ表紙+巻頭カラー+ポスター(太公望)】 この回の掲載号が、最初で最後のカラー企画3連発。表紙はナタク・楊ゼンさん・ライちゃん・飛虎さんの背景に師叔メイン。ポスターは崑崙山を背景にやはり師叔がソロ(単行本第1部の表紙ですね)。 「このパワー…やはりこやつ人間界の者ではない」って、ええっ、確信持ってなかったんすか!!? しかもポイントが飛翔能力とかじゃなくて「このパワー」って、そんなトコ(いやまあ並外れてはいるけど)なんすか!? ライちゃんの経歴&雲中子さま初登場。 |
第20回 太子二人 師叔の仲間集めは、とりあえずここで中断。殷の二人の太子・殷郊殷洪の脱走劇ですね。 今回の表紙がその太子たち。誰が名付けたのか(紂王か?)、二人とも同じ発音の名前…たぶん日本語に直したからそんなことになっちゃったわけで、中国語読みなら問題ないのでしょう。そういえばアニメ版はこの二人の区別にその手を使ってましたね。「インチャオ」「インホン」だったかな?? 太子達の旅のお供は原作どおり方弼方相兄弟。 ところで、師叔が臨潼関で難民を助けたという話(第15回)は、情報網を持つ妲己や飛虎さんだけでなく太子達までもが知っているコトなんですか。 |
第21回 太子二人 II UP! 方弼方相の態度の豹変がモノスゴイです。「バカ太子」ってさぁ…。紂王と殷王朝にはこれっぽっちも忠誠を誓っていない感じがありありと。 よく考えたら今回の戦いは、師叔が朝歌を出てから初めての「仲間探し」以外の戦いになるわけですね。しかし相手が原作的に大して重要キャラでもない…それを言ったら陳桐も同じか…ので、どうも書くネタがないような。 今回、方弼方相が破壊しまくっている壁、最初は臨潼関の城壁だと思ってたんですが、よく見たらあれですね、内側に庭石っぽいのとか松の木っぽいのがあります…てことはライちゃんのときに続いて個人の邸宅の塀?? 哀れな。 スープーの囮作戦!!「後ろから見た図」がウケる。口調間違えて言い直してるのに結局元の口調に戻ってるし、かかしは上半身だけだし、そのシンプルすぎる顔の造作がまた笑いを誘う…。 |
UPDATE→2004/5/5